シスコ、今年度の「Cisco Visual Networking Index Forecast」調査で2014 年までに世界の IP トラフィックが 4 倍以上増加すると予測
(Cisco, 日本版ニュースリリース)
http://www.cisco.com/web/JP/news/pr/2010/034.html?vs_f=News+RSS+Feeds
<記事の概要>
・世界のIPトラフィックは2009-2014年までの5年間で4倍以上増加する見込み。
・増加の主な原因は、ビデオ
・あらゆる形態のビデオ(TV, VoD, インターネットビデオ、P2P)が世界のコンシューマトラフィックの91%以上を占める。
・2010年末までに、世界のインターネットビデオのトラフィック量がP2Pのトラフィック量を上回ると予想。この10年で初めてP2P以外のインターネットトラフィックが1位につけることになる。
・3D映像や高精細テレビ(HDTV)のビデオトラフィック量は、2009-2014年にかけて13倍に。
・2009-2014年にかけて、世界のモバイルデータトラフィックは39倍に。
・コンシューマIPトラフィックは企業のトラフィックに比べて速いペースで増加。
・世界の家庭用インターネット接続の平均ダウンロード速度は10年で35倍、インターネット利用が劇的に増加。
インターネットはここ数年で劇的に進化し続けています。
ここに示されているのは主に先進国の事情かと思われます。
途上国では未だに快適にインターネットを利用できないところもあるそうなので・・・。
(その辺りはゼミで扱われた、後日詳述しようと思います)
先進国において、インターネットが発展し、インターネット上で当たり前のように高精細のビデオをみることができるようになりました。
3D技術の進展で、今後インターネットで3D映像を見ることができるようになるかもしれません。
もちろんビデオだけではありません。
クラウドコンピューティングによって、情報のすべてがクラウド=インターネットに移行されることになると、ますますインターネットの重要度は高くなるはずです。
消費者がこれまで以上にインターネットにアクセスすることが予想されます。
そうしたときに、いつでもどこでも快適にインターネットを利用できる環境が提供されるかが問題となります。
大勢の利用でアクセスできなくなってしまっては意味がありません。
わずか数年でここまで発展したインターネット・・・これからもネットワークのさらなる整備の必要性が示唆されているとしています。